★御神酒のかわらけのお話
先日の七五三のお参りで、最後にいただいた御神酒にびっくり！
なんと御神酒をいただく『かわらけ』が発泡スチロールに変わっていたのです。
かわらけって？と思う方も多いかしら。
小さくて平たい、御神酒をいただくときの盃のこと。
本来は素焼きの陶器で出来ていて、一度きり使いきりの神聖な神具の食器。
昔は御神酒をいただいた後はに地面に叩きつけ割り、土に返したとか。

これが出雲大社のかわらけ、素焼きなので欠けやすい
現代の神社やお家の神棚などでは、磁器で出来ていて洗って使えるタイプのものが主流。
まあそれは特に問題なし。
でもね、でもね、発泡スチロールってどうよ！！！！！
神聖な神社の御神酒、発泡スチロールでいただいてもありがたみ無し、です。
それに、子供にとって七五三の御神酒って香りとともにかなり印象に残る出来事。
ちゃんと正しいかわらけとともの印象を残してあげたい。
そう思います。
私の生まれ育った出雲の出雲大社は今でも御神酒は素焼きの紋入りのかわらけ。
『どうぞお持ち帰り下さい』と言われるので、
お参りするたびにいただいて帰ります。
それってそのあとどうするの？ですよね。
あるんですよ、使い道。
まずは盛り塩皿。いざ盛り塩が必要になったとき、ぴったりな器ってなかなかない。
それと我が家で大活躍しているのは、
『ソープディッシュ』石鹸置きです。
素焼きなので余分な石鹸の水分を吸い、すぐ乾く。石鹸長持ち♪
洗面所・トイレ・お風呂・キッチンと、この出雲大社のかわらけは大活躍！
そして毎日使うものだから、毎日出雲大社の神様に守られているのです。

イギリス土産の蝶々の石鹸が乗ったかわらけ
近所の八幡様も以前の磁器のかわらけに戻してほしいな・・・と願います。
★１１月２７日のお弁当
鰤の照り焼
にんじんのきんぴら
小松菜と油揚げの煮浸し
赤大根の甘酢漬け
プチトマト
クマさんの物相ご飯　ゆかり
りんご
熊手のランチョンマット