★ 季節外食材のジレンマのお話
私はフードスタイリストという仕事をしています。
月刊誌などの仕事の場合は発売日よりも２～３ヶ月前に、月号で言えば３～４ヶ月は前に撮影をします。
たとえば１1月末から１２月初めに発売になる1月号であれば、9月～１０月初めには撮影となるのです。
そうなると食材もお花も、本来は1月2月頃に出回るものを秋口に探すことになります。
幸い今はビニールハウス栽培や、季節が反対の南半球の国からの輸入もありますし、ネットも発達しています。
季節外の食材の入手は昔に比べたらかなりラクになりました。
仕事的にはうれしい反面、子供たちに旬の食材をと願う母親的には微妙・・・
先週うちのキッチンスタジオで、某赤ちゃん雑誌の9月号の離乳食撮影をしました。
9月なので秋以降の食材を主に使いますが、ほとんどの食材が近所のスーパーで入手可。
そして残った食材が我が家の冷蔵庫に。
先週の娘のお弁当のデザートに、ハウスみかんやりんごなど秋冬の果物が入っていたのは、
そんな理由から。
本当は入れるつもりはなかったのですが、
「旬じゃないから」と、売っていてもいつもは買ってもらえない秋冬の果物をめざとく見つけた娘。
「食べた～い！お弁当に入れて♪」
仕事と母親のジレンマであります・・・・・
★ ６月２０日のお弁当
鶏肉と野菜きのこのポトフ
ハートの卵焼
たわらのお結び・白胡麻
あしらいに南天を・・・
紫陽花のランチョンマット

★ ６月２１日のお弁当
鮭の和風ムニエル
　～ほうれん草キャベツのソテー添え～
かぼちゃの煮物
たわらのお結び・黒胡麻
照る照る坊主のランチョンマット

★ ６月２２日のお弁当
豚肉と二種の玉ねぎ（白紫）の生姜焼
ハートの卵焼
糸こんにゃくの煮物
たわらのお結び・海苔
ぶどう・デラウェア
あしらいに南天を・・・
びわのランチョンマット